砂浜公園プロジェクト

震災前には鳴き砂の砂浜として有名で、地名の由来となった十八成の砂浜。向かい側の網地島が天然の防波堤となり、波穏やかで遠浅の海に。ピーク時には7万人もの人が海水浴客に訪れ、賑わいをみせていました。しかし、東日本大震災によって約1.2mも地盤沈下し、砂浜は海の中に完全に沈んでしまいました。

神戸大学大学院内山雄介准教授(海洋工学)は、十八成浜の砂浜再生について「もともと砂浜ができる地形だったので、その地形に沿って砂を投入すると砂浜は再生できるのではないか。ただし、震災後の海底地形の測定が必要」といわれています。

 

津波で海の中に沈んでしまった美しい砂浜の復元と、津波で流されて何もなくなった住宅跡地(住むことが許可されない)を砂浜にする「砂浜公園プロジェクト」を2012年に(社)十八成協議会は提案しました。

 

 

現在、工事中の高台移転の土砂を低平地にいれて低平地を均し、その上に50cm~1mの海砂をいれて砂公園を創ります。天然ビーチ再生は後述の石巻市の調査を待ち、再生を図り、天然ビーチと砂公園を一つにしサッカーコート3面ほどの海と一体となったビーチパークとします。十八成協議会はこれまで石巻市亀山紘市長と天然ビーチの再生と砂浜公公園化に関して何度か懇談を重ねています。その結果、石巻市は十八成浜の砂浜再生に関する調査をするとしています。さらに石巻市が住民に提案する復興計画図には砂浜公園の管理事務所や駐車場が織り込まれており、この計画は石巻市の了解事項となっています。